2026.07.20ぶち上げインタビュー

ぶち上げインタビュー「人に、世に、燈を。」——SNS採用支援と就活イベントで停滞する日本に火を灯す19歳経営者。日本SNS採用センター・高瀬大輔さん

「人に、世に、燈を。」——SNS採用支援と就活イベントで停滞する日本に火を灯す19歳経営者。日本SNS採用センター・高瀬大輔さん

「人に、世に、燈を。」。19歳、龍谷大学2回生でありながら「日本SNS採用センター」代表CEOと「RYUNITED龍谷コミュニティ」代表を兼任する高瀬大輔さんの座右の銘だ。SNS運用代行・営業代行・就活支援の3本柱で事業を走らせながら、大学の後輩たちのために就活イベントを企画するコミュニティも運営している。 京都出身、小学校から父の影響で野球を始め、公立の強

この記事の要点

  • 01まだ立ち上げて2ヶ月というフェーズにいながら、明確なビジョンを語る19歳経営者に、これまでの歩みとこれからを聞いた。
  • 02高瀬さん:日本SNS採用センターとしては、学生にとってリクナビやマイナビよりもいい、画期的な就活イベントができるところまで成長させていきたいと思っています。
  • 03売上を追いすぎて意思決定がぶれる時もあれば、逆に理念を大事にしすぎてボランティア会社のようになりかけることもあって、そのバランスを取っていくのが経営者としての度量が問われるところだと感じています。

※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。

「人に、世に、燈を。」。19歳、龍谷大学2回生でありながら「日本SNS採用センター」代表CEOと「RYUNITED龍谷コミュニティ」代表を兼任する高瀬大輔さんの座右の銘だ。SNS運用代行・営業代行・就活支援の3本柱で事業を走らせながら、大学の後輩たちのために就活イベントを企画するコミュニティも運営している。

京都出身、小学校から父の影響で野球を始め、公立の強豪校に進学するも思うようにいかない挫折を経験。高校3年生の時に聞いたある社長の講演会をきっかけに、「働きがいのある社会をつくりたい」という思いに火が灯った。以下、高瀬さん。

ヒッチハイクだけで日本一周を成し遂げ、地元・奈良のラジオにも出演。まだ立ち上げて2ヶ月というフェーズにいながら、明確なビジョンを語る19歳経営者に、これまでの歩みとこれからを聞いた。

プロフィール

屋号:日本SNS採用センター/RYUNITED龍谷コミュニティ

役職:代表CEO/代表

氏名:高瀬大輔(たかせ だいすけ)

SNS運用代行、営業代行、就活支援。3本柱で走る19歳CEO

会社メンバー5人、学生の集客部隊を含めると15人体制

——まず、事業内容を教えてください。

高瀬さん:3軸あって、SNS運用の代行と、営業代行と、就活支援ですね。就活イベントをめちゃくちゃやる会社みたいな感じです。会社のメンバーは今5人で、それとは別に学生の集客部隊が10人ぐらいいるので、関連するメンバーを合わせると15人ぐらいでやっています。全員大学生です。

——龍谷コミュニティについても教えてください。

高瀬さん:龍谷大学は周りから保守的だってよく言われるんですけど、中はすごく活気があって、熱い人がいっぱいいるなと思っていて。僕が入学した時、友達がめちゃくちゃ面白くて、こんなにいい人たちなのに、と思う一方で、就活の現場では「大手からなかなか内定が取れない」という声を聞くことが多かったんです。掘り下げていくと、キャリアセンターが弱かったり、大学として保守的で盛り上がりに欠けていたりする。磨かれる前のダイヤモンドをしっかり磨き切りたいと思って、就活イベントをやる活動を始めました。

スパルタ指導と挫折。それでも野球をやめなかった高校時代

「しんどいから」がやめる理由にはならなかった

——子どもの頃はどんな性格でしたか。

高瀬さん:幼少期から割と変わり者で目立ちたがり屋だったんですけど、誰かが悲しむのがすごく嫌で、親にも気を遣えるタイプでした。「やんちゃだけど大人っぽい」ってよく言われていましたね。反抗期も一切なかったです。野球は小学校から始めて、お父さんがやっていたのがきっかけで、結構スパルタな指導を受けながらずっと続けていました。京都の公立の強豪校に進学したんですけど、周りが本当にうまくて、めちゃくちゃ努力してもびっくりするほどうまくいかない時期があって。高校2年生の時には同級生から「お前も野球やめろや」と言われるぐらい追い込まれたこともありました。それでも、朝は誰よりも早く起きて一人で朝練をして、夜も遅くまで練習して。しんどいから、というのがやめる理由にはならなかったんです。高3の春はスタメンで出場できたんですけど、最後の夏はスタメンを外れてしまって、すごく悔しい思いをしました。チームとしては、京都府大会でベスト8まで進んで、その年に優勝した学校がそのまま甲子園を制した年でもあったので、レベルの高い年に当たったなと思っています。

燃え尽きた先で選んだ大学、そして一つの講演会

父の「死んだ目」が、起業のきっかけになった

——龍谷大学に進学した理由を教えてください。

高瀬さん:本当は立命館大学に行きたいと思っていたんですけど、高校野球が終わるタイミングでいわゆる燃え尽き症候群のようになってしまって。あとは、高校生ながら「大学選びがすべてじゃない」とも思っていたので、それなら行ける大学でいいかとなった感じです。

——事業を始めたきっかけを教えてください。

高瀬さん:僕のお父さんが、すごく死んだ目をして働いていたんです。内部告発があったり、社内環境が悪かったりして、「働くってしんどいことだ」「大人ってそういうものだ」という認識でずっといました。電車に乗っても、大人がなんでこんなに楽しそうじゃないんだろうと思っていて、これは日本に働きがいがないという大きな社会問題があるんだろうなと感じていたんです。高校3年生の時、松村洋平社長という方の講演会を聞いて、そこで自分の中の暗い感覚にバーンとともしびがついた感覚があって。こういう人が増えたらいいなと思ったのがきっかけです。今、僕のお父さんは僕がやっていることがきっかけの一つになって、めちゃくちゃ生き生きするようになって、すごく応援してくれています。

人に、世に、燈を。

ロウソクの火のように、暗い日本を明るくしたい

——理念について詳しく教えてください。

高瀬さん:まず自分が先導してロウソクに火を灯すように、ポンポンポンと周りに広がっていって、夜が明るくなるように、30年停滞している日本が明るくなっていく。そんなビジョンを持っています。「誠実」と「感謝」というのも大事にしていて、誠実は自分に正直になることと、自分との約束を守ること。感謝は、自分も他人も幸せにしていく作業をするために必要なもので、当たり前のことに感謝し続けることを意識しています。特に自分との約束を守ることは、今でも欠けてしまうことがすごくあるので、簡単には達成できないけれど、ゆくゆくは絶対にたどり着きたいものとして掲げています。

ヒッチハイクだけで、日本一周

非日常の中で見えた、当たり前への感謝

——ヒッチハイクで日本一周に挑戦した理由を教えてください。

高瀬さん:ある社長さんに「社員満足度日本一の会社を作りたい」と話したら、「それだけじゃダメだよ」と言われたことがきっかけです。ヒッチハイクは非日常を体験することで、当たり前の日常への感謝と、乗せてくれる人たちへの感謝がすごく伝わるんじゃないかと思って、思い立って挑戦しました。京都から出発して、23、4日ほどで日本を一周することができました。感謝の気持ちや、目標を達成できるとは思っていなかった経験そのものが、旅を通じて得られた一番のものだったと思います。

今後の展望

リクナビ、マイナビよりもいい就活イベントを

——今後の目標を教えてください。

高瀬さん:日本SNS採用センターとしては、学生にとってリクナビやマイナビよりもいい、画期的な就活イベントができるところまで成長させていきたいと思っています。まだ始めて2ヶ月目で、正直売上もまだまだ少ないんですけど、これから知名度を上げながら、しっかり形にしていきたいです。会社を経営していく上では、まず自分が貢献して、周りの背中を押すということをすごく意識しています。売上を追いすぎて意思決定がぶれる時もあれば、逆に理念を大事にしすぎてボランティア会社のようになりかけることもあって、そのバランスを取っていくのが経営者としての度量が問われるところだと感じています。

同世代の若者へ

「できることベース」ではなく、本当になりたい姿へ

——一歩を踏み出せない若者へ、メッセージをお願いします。

高瀬さん:今の若者って、「できることベース」とか周りの目線で意思決定してしまう人がすごく多いと思っていて。例えば大学の友人にも、「みんなが行ってないから、あの会社はやめとこう」みたいな判断をする人がいます。でも、幼少期に思い描いていた「大物経営者になりたい」とか、「ケーキ屋さんをやりたい」とか、本当になりたい姿って誰しもあると思うんです。それに向かって生きてほしいなと思っています。夢を持っている人、自分だけじゃなくいろんな人を幸せにしたいと思っている人と、これからも一緒に働いていきたいです。

事業概要

屋号:日本SNS採用センター

代表:高瀬大輔

事業内容:SNS運用代行、営業代行、就活支援イベントの企画・運営

拠点:京都府(龍谷大学を中心に活動)

取材・文:佐藤大遥(株式会社ONE REP)

#経営者インタビュー#学生起業#龍谷大学#日本SNS採用センター#人生ぶち上げch

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