2026.06.19ぶち上げインタビュー

ぶち上げインタビュー「学歴も肩書も関係なく、誰もが活躍できる組織を作りたい」——通信×多角経営で1,000名雇用を目指す男。合同会社F-JET・舩木翔太さん

「学歴も肩書も関係なく、誰もが活躍できる組織を作りたい」——通信×多角経営で1,000名雇用を目指す男。合同会社F-JET・舩木翔太さん

合同会社F-JETは、名古屋を拠点に通信事業(携帯販売の催事イベント/ショップ派遣/法人の携帯契約)を主軸としつつ、不動産仲介、エンジニア派遣、さらにBAR運営(今年7月開始予定)にも踏み出す多角経営の若き企業だ。代表は舩木翔太(ふなき しょうた)さん。京都府舞鶴市に生まれ、小学4年生から高校まで9年間野球に打ち込み、高校は野球推薦で京都の私立校へ。大学に進

この記事の要点

  • 01今回は経歴の原点から、起業当時の苦労、そして1,000名雇用を見据えた未来までを伺った。
  • 02一緒にやってくれる社員のメンバーがいたから、 「この仲間のために、せっかく経営する立場になったんだから、ここで挑戦をやめるわけにはいかない」 と踏ん張れて、今があるという感じです。
  • 03舩木さん:売上ももちろん大事なんですけど、僕の中で一番やりがいを感じるのは「何人雇用できるか」という部分なんです。

※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。

人を大事にする経営者。

合同会社F-JETは、名古屋を拠点に通信事業(携帯販売の催事イベント/ショップ派遣/法人の携帯契約)を主軸としつつ、不動産仲介、エンジニア派遣、さらにBAR運営(今年7月開始予定)にも踏み出す多角経営の若き企業だ。代表は舩木翔太(ふなき しょうた)さん。京都府舞鶴市に生まれ、小学4年生から高校まで9年間野球に打ち込み、高校は野球推薦で京都の私立校へ。大学に進学したものの、コロナ禍の中で起業スクールを受講し、名古屋でのアルバイトを経て大学在学中に起業。設立は令和4(2022)年11月。現在は、約30名の組織を率いる。以下、舩木さん。

そんな舩木さんが繰り返し口にするのが「人を大事にしたい」という言葉。今回は経歴の原点から、起業当時の苦労、そして1,000名雇用を見据えた未来までを伺った。

【プロフィール】

・会社名:合同会社F-JET

・役職:代表

・氏名:舩木翔太さん

通信を主軸に、不動産・エンジニア・BARまで広がる多角経営

「通信×多角経営」で個性が活きる組織をつくる

——まず、合同会社F-JETの事業内容を教えてください。

舩木さん:メインは通信、携帯の販売事業です。その中でも大きく3つあって、1つ目がイベント事業。商業施設の催事ブースにて、携帯の営業を代行するお仕事です。2つ目が常勤スタッフの派遣で、ソフトバンクショップやauショップにスタッフを派遣させてもらう形です。3つ目がBtoBで、ソフトバンクの携帯の法人契約。この3つが通信のメインです。

それ以外にも不動産の仲介や、最近新しく始めたエンジニアの派遣事業もやっています。トヨタさんなどからお仕事をいただいて、電気図面の作成やシステム構築をするエンジニアを派遣する形ですね。そして今年の7月からはBAR事業も予定しています。知り合いの経営者さんが運営しているゴルフバーの場所を週に数日間お借りして、自分たちの会社が運営する形でスタートさせてもらう予定です。

野球漬けの9年間と、「全員平等」の原体験

分裂したクラスではなく、全員が前に出られる組織を ——学生時代はどんな方だったんですか?

舩木さん:地元は京都の舞鶴です。小学4年生から野球を始めて、中学、高校と計9年間続けてきました。同級生の中では割と上のレベルにいて、上級生のチームに入れてもらって試合をさせてもらうことも多かったです。高校は野球の推薦で京都の私立校に進学して、部員数が3学年で70名ほどいるところでした。

学校生活では、クラスのリーダー的な存在でした。ただ、はっちゃけて目立つというよりは、全員の立場をしっかり汲み取って、「やる時はやる、面白い時は面白い」、メリハリをつけるタイプでしたね。

クラスにはやっぱり明るい子もいれば、そうじゃない子もいるじゃないですか。前に立つ人って、明るい上のメンバーだけで盛り上がって、後ろのほうのメンバーとは分裂しているクラスもあると思うんですよ。でも僕はそれが嫌いで。一人ひとり、明るくても暗くても面白いところは絶対あるはずなので、暗い子が前に出てきづらいなら、こちらが出てきやすい環境を提供してあげる。そうすればその子の面白さも出てくる。

全員が楽しめる環境作りがしたい、誰も切り捨てたくない、という思いが学生時代から強くありました。

起業のきっかけは、InstagramのDMで

「経営者になりたい」と動いた、大学2年の半年間

——大学進学から起業に至るまでの流れを教えてください。

舩木さん:地元の舞鶴に、自分が働きたいと思える企業があまりなくて。それで一旦は大学に進学しようと、勉強の推薦で名古屋の大学へ来ました。

ただ進学した時にコロナ禍が直撃してしまって、半年ぐらいリモート授業で、ほとんど何もできなかったんです。「自分、何もやれてないな」と感じて、オンラインの起業スクールを自分で探して半年間受講しました。広告で流れてきたから何となく、ではなく、「自分の武器として何かが必要だ」と感じて、自分で「経営スクール」と検索して始めた感じです。

その後、たまたまInstagramで地元出身の経営者の方を見つけて、DMで「一対一でお話したいです」と連絡をして会ってもらいました。そこで「将来的に経営者になりたい」とお話したら、「どんな職種でも営業は必要だし、経営者になるなら絶対に営業はやっておいた方がいい」と教えていただいて。そこから、その方のもとで携帯の通信イベント営業代行のアルバイトを始めたという流れですね。

営業マンとしての独自基準は「期日の前倒し」

他社平均の倍を売り続けた、たった一つの意識

——アルバイト時代に営業ランキングで1位を取られたと伺いました。何か秘訣はあったんですか?

舩木さん:秘訣はマインドの部分が大きいんですけど、僕がすごく意識していたのが「期日の前倒し」なんです。

たとえば、4日間で目標20件というクライアントの依頼があったとして、普通の人は「4日で20件だから1日5件ずつ」と組むと思うんですよ。でも僕は最低でも3日、できれば2日でその目標を終わらせる、というルールを自分の中で持っていました。残った日はそこからプラスアルファ、上乗せ分を獲りに行く。

携帯販売の日当たりの獲得平均でいうと、普通は3〜4件取れたらすごいんですけど、僕はだいたい6〜7件。月間で120台くらい売っていました。

目標通り20件で返すよりも、30件で返した方がクライアントさんは喜んでくれますし、名前も覚えてもらえる。「ここの会社は強い」「舩木さんは強い」と思ってもらえることが、次の案件をもらえるかどうかに直結するので、そこに徹底的にフォーカスしていました。

「学歴も肩書も関係なく、活躍できる場所をつくりたい」

給料なしでもついてきてくれた3人の仲間

——大学を中退して起業されたきっかけは?

舩木さん:アルバイトで実績を出していくうちに、「舩木さんについていきたい」と言ってくれるメンバーが3人できたんです。彼らは僕より先に大学を中退して、もうこの業界一本でやっていくと決めていました。

その姿を見て、僕の中で気持ちが変わったんですよね。学歴とか大学を卒業したかどうかなんて関係なくて、しっかり稼げるし、活躍できる。そういう会社を、自分が代表となって作りたいと思うようになりました。

その3人は「最初は給料がいらない、給料なしでも俺らは真剣にやる」とまで言ってくれました。その気持ちを受け取って、自分が覚悟を決めて起業した、という流れです。

立ち上げは僕を含めて4名、それが半月で10名規模になりました。最初の社員メンバーは、すでに社会人をしていた人や、地元の仕事を辞めてこっちに来てくれた人もいて、本当にいいメンバーが集まってくれましたね。

一番きつかったのは「自分の給料が、数ヶ月入らなかった時期」

会社設立直後、心が折れそうになった瞬間

——これまでで一番きつかった経験はありますか?

舩木さん:会社を設立した直後ですね。当時の自分は経営のやり方やお金の動かし方をきちんと理解できていなくて、感覚や気持ちでやっていた部分が大きかったんです。

売上はあったんですけど、最初の数ヶ月、社員のメンバーの給料や税金、いろんな支払いを優先していたら、自分自身の給料が数ヶ月入らない時期があって。

自分が一番現場に出て稼働して、案件も取ってきて、経理もマネジメントも全部やっているのに、自分にだけ給料が回ってこない。正直、心が折れそうな瞬間もありました。

ただ、一人でやっていたら本当にそこで終わっていたかもしれません。一緒にやってくれる社員のメンバーがいたから、

「この仲間のために、せっかく経営する立場になったんだから、ここで挑戦をやめるわけにはいかない」

と踏ん張れて、今があるという感じです。

「その人にしかできない仕事」を持てる人を増やす

個人の価値を上げることが、給料を上げる一番の近道

——働く仲間を増やしていく中で、大事にされている価値観はなんですか?

舩木さん:「個人の価値を上げていく」ということです。

たとえばAさんがいて、Aさんの仕事をBさんでもできてしまうなら、その仕事をAさんがやる価値はあまり高くないんですよ。代わりがいる、ということになるので。逆に、「この仕事はその人にやってほしい」と思えるくらい価値が高い人には、それに見合った給料を渡せます。自分の給料を上げたい、稼ぎたいと思うなら、まず自分の個人としての価値を上げないと、給料は絶対についてこない。そういう話を、メンバーには繰り返し伝えています。

うちの社員も基本的に意識が高くて、「目標を達成するまでが自分の仕事」というマインドで動いてくれます。10時〜18時の現場で休憩時間が1時間あったとしても、目標未達なら自分の意思で休憩を返上したり、おにぎりだけ食べてすぐ営業に戻ったり、18時を過ぎても自分から「19時までやります」と残って目標を達成しに行く。

強制してこうなったわけじゃなくて、本人たちが自発的にそうしてくれているのが、F-JETの空気として根付いていると思います。

「営業以外」の選択肢もつくる:エンジニア、不動産、BARへの拡張

個性の数だけ、活躍できる場所を増やしたい

——通信以外にも事業を広げていらっしゃいますね。

舩木さん:「一人ひとりの個性を大事にしたい」というところに繋がる話なんです。

「営業をやりたい」と言ってくれるメンバーはもちろんいるんですけど、「営業は厳しいです」という子もいる。そういう子に営業を強制したくない。じゃあ、その人たちが活躍できる場所を会社の中に増やしていこう、と考えたんです。

たとえば最近始めたエンジニア派遣は、機械的な作業が得意な人が活きる仕事ですし、不動産仲介やこれから始まるBARは、接客が得意な人が活きる場所になります。「うちに入りたい」と思ってもらったとき、「営業しかないから営業をやって」じゃなくて、「自分でやりたい仕事を選べる」環境を作りたいんです。それが今、僕がやりたいことです。

「1,000名規模で、関わる人全員を幸せにしたい」

売上ではなく、雇える人の数で会社の価値を測る

——今後の展望を教えてください。

舩木さん:売上ももちろん大事なんですけど、僕の中で一番やりがいを感じるのは「何人雇用できるか」という部分なんです。

10名しか雇えない会社なのか、100名なのか、1,000名なのか。雇える人数が多くなるということは、自分が関われる人間が増えるということで、その人たちの人生を良くしてあげられる責任と機会を持てるということだと思っています。

最終的には、1,000名規模で雇用できる会社を作って、その1,000名と、ご家族や近しいメンバーまで含めて全員を幸せにしたい、というのが一番の目標ですね。

直近で言うと、今期の年商がだいたい1.5億円規模で、来期はこれを倍の3億円に持っていきたい。そのために、最低でも社員数を50名規模にする、というのが目下の目標です。

読者へのメッセージ:「まずは、自分のことを褒めてあげる」

一歩を踏み出せない人に、舩木さんから

——最後に、挑戦したいけれど一歩を踏み出せない人へ、メッセージをお願いします。

舩木さん:まずは、自分にネガティブにならないでほしいです。

どんな自分であっても、自分のことを褒めてあげるところからスタートする。これが一番大事だと思います。命をもらって自分の人生があって、時間というのは決められている。そのなかで「失敗するのが怖い」「行動するのが怖い」と止まってしまう方が、人生としては個人的には豊かではないと思うんです。

行動することで、自分の考えも、見えてくる世界も必ず変わります。まず自分のことを褒めてあげて、自信を持って一歩を踏み出す。そこから挑戦は始まると思いますし、僕自身もそうやってここまで来ました。

一緒に挑戦してみたい、人生を変えていきたい、という方には、ぜひ一度お話をできたら嬉しいです。

・会社名:合同会社F-JET

・設立:令和4(2022)年11月22日

・代表:舩木翔太

・事業内容:通信事業、不動産仲介、エンジニア派遣

・所在地:愛知県名古屋市中区丸の内2丁目9-24 face日銀前402

・HP:http://f-jetllc.com/(合同会社F-JET)

取材・文:黒澤優一(株式会社One Rep)

ぶち上げch noteインタビュー希望の方はこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7QMCdWjv_M00Nxb53MkgpI3rNBzn6sn8gP6Ac20UVlcLxew/viewform?usp=header

人生ぶち上げch出演希望の方はこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfM9X1KVQZBL6NcdVZM9ARd98B7MGF2FOauMuol2sW-YX4Rw/viewform?usp=header

この会社が気になったら

この会社に興味があります

読み込み中…

ぶち上げインタビューの他の記事