2026.06.14 / ぶち上げインタビュー
【ぶち上げインタビュー】「挑戦し続けたから、人生が変わった」——株式会社ライド代表取締役の都築智哉さん

静岡県三島市を拠点に、OA機器販売事業を軸として事業を展開。設立からわずか5年で年商13億5千万円、正社員35名超の組織へと成長させてきた。リラクゼーション事業(富士宮市)も展開しながら、次の拠点として神奈川・大阪への進出も見据える。 名古屋出身、男3兄弟の長男として育つ。経済的に苦しい家庭環境のなか、奨学金とアルバイトで名古屋学院大学商学部を卒業。新卒で大
この記事の要点
- 01設立からわずか5年で年商13億5千万円、正社員35名超の組織へと成長させてきた。
- 02会社のビジョンは「日本一挑戦が集まる会社へ」、ミッションは「挑戦者が報われる会社を作る」。
- 03実際に採用してきた中で印象的だったのが、数百人規模の組織をまとめていた経験がある子で、名古屋から静岡まで来てくれて。
※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。
静岡県三島市を拠点に、OA機器販売事業を軸として事業を展開。設立からわずか5年で年商13億5千万円、正社員35名超の組織へと成長させてきた。リラクゼーション事業(富士宮市)も展開しながら、次の拠点として神奈川・大阪への進出も見据える。
名古屋出身、男3兄弟の長男として育つ。経済的に苦しい家庭環境のなか、奨学金とアルバイトで名古屋学院大学商学部を卒業。新卒で大手OA機器会社に入社すると、入社3年目に全国最下位だった静岡営業所の立て直しに抜擢され、2年連続コンテスト1位・年間個人成績全国1位を達成。年収3,000万円のサラリーマン生活に区切りをつけ、2021年7月に独立した。
独立直後には借金6,000万円を背負う試練もあった。しかし今、都築さんの目は前を向いている。会社のビジョンは「日本一挑戦が集まる会社へ」、ミッションは「挑戦者が報われる会社を作る」。7年以内に年商100億円、従業員150人を目指す。以下、都築さん。
【プロフィール】
会社名:株式会社ライド
役職:代表取締役
氏名:都築智哉
幼少期——バトエンが買えなかった日々が、「お金持ちになりたい」の出発点
——幼少期はどんな環境で育ちましたか?
都築さん:父と母は仲が良くて、普通の家庭ではあったんですけど、収入面がかなり低くて。男3兄弟の長男なんですが、生活は豊かではなかったので、物を買い与えてもらえる家庭じゃなかったんですよね。
——具体的にどんな場面がつらかったですか?
都築さん:当時、バトエン(バトル鉛筆)が流行っていて、みんな持ってるのに僕は持ってない。友達の遊びの輪に入れなかったり、友達のを借りてやるような感じで。今思えば大したことじゃないけど、当時は「いいな」って気持ちが強くて。通知表の成績でお小遣いのランクが決まる家だったんですが、僕は頭が良くなかったので、6つ下の弟よりもお小遣いが少ない時期も全然ありました。
——そういった環境の中で、どんな気持ちが芽生えましたか?
都築さん:小学生のころから「お金持ちになりたい」という気持ちが生まれて。それと同時に、親父がソフトボールチームに入っていて、経営者の方が多い飲み会に連れていってもらうことがあって。挨拶するだけでゲームを買ってもらったり、一万円もらったり。ビールの注ぎ方を小学6年ごろに教えてもらったりして、人に何か与えられる人間になりたいなって気持ちが中学ぐらいに芽生えましたね。高校のときにはもう「大学行って起業したい」と思っていました。
大学・アルバイト時代——「時給じゃない」稼ぎ方に気づいた瞬間
——大学時代はどう過ごされましたか?
都築さん:親には反対されていたので、奨学金を借りて、教科書代もアルバイトして自分で払っていました。ほぼバイト三昧でした。そのなかで、飲食店のキャッチみたいなのをちょっとやって、インセンティブをもらえて。「あ、時給でお金を稼ぐのは違うな」って気づいたんです。それで営業職に進もうと決めました。
前職——全国最下位を、日本一に変えた5年間
——新卒でOA機器の営業会社に入社されたんですよね。どんな仕事でしたか?
都築さん:飛び込みとテレアポのBtoBです。法人相手に、電話機やコピー機などをリースで販売する仕事で。3年目に全国最下位だった静岡営業所の立て直しに選ばれて転勤して、2年連続でコンテスト1位の拠点にして、個人成績でも年間全国1位を取りました。月間の粗利は1,500万円ほどで、年収は3,000万円ほどいただいていました。
——それだけ結果を出しながら、なぜ独立したんですか?
都築さん:会社のやり方が、自分と合わなかったんですよね。体育会系で怒号が飛び交うのは慣れてるんですが、上の立場の人が偉そうにふるまって、機嫌が悪いと降格させるとか。みんな正面で言えずに裏で悪口を言い合ってる。そういう背中を見て「この人たちの下についていたくない」「人生の時間としてもったいない」と思って、丸5年で辞めました。
独立直後の試練——借金6,000万から、再起した経緯
——独立してすぐ、大きな壁にぶつかったと聞きました。
都築さん:独立した時に、前職の会社からかなりひどい嫌がらせを受けて。OA機器ってリース会社と組まないと販売できないんですけど、そのリース会社を圧力で全部抑えられてしまったんです。メーカーも抑えられて、OA機器が全く売れなくなって。最初の1年くらいで借金を6,000万円ほど背負いました。
——それをどう乗り越えたんですか?
都築さん:ある社長が助けてくれて。OA機器を販売できる状況を作ってくれて、そこから息を吹き返して今に至りますね。その時助けてもらった恩はずっと忘れていないですし、リラクゼーション事業を始めたのも、困っていた時期に別の社長が助けてくれた縁がきっかけで。2〜3期目に利益が出てきたタイミングで、その方のフランチャイズに加盟させてもらいました。
育成体制——「一年間は赤字でいい」という覚悟の理由
——未経験者が多い中で、どんな育成体制を整えていますか?
都築さん:社内コンテストで優勝した社員に営業から引退してもらって、人事部に入ってもらっているんですよ。最低3ヶ月の研修プログラムをしっかり組んで、ある程度仕上げた状態で営業部に配属する流れにしています。営業の根本的な部分は言語化してプログラムに落とし込んでいるので、しっかり身につくようになっています。入社から1年は赤字でいいという気持ちでやっています。早い子は半年で粗利300万持ってくることもありますけど、平均すると1年くらいで売れるようになって、2年目から稼ぎ始める感じですね。今のトップセールスは正社員で年収1,500万ほどです。
採用——「ちょっと変わってる」人が、一番伸びる
——どんな人に来てほしいですか?
都築さん:完璧な人は逆にうちには合わないので。ちょっと個性がある人が好きで。「この人変わってるな」って思われるような人は大好物でして、そういう武器を伸ばしたいんですよね。一個個性があれば、営業は絶対売れるようになります。聞く力とかマインドはこちらで合わせられるので、一つだけ武器を持っていてくれれば。実際に採用してきた中で印象的だったのが、数百人規模の組織をまとめていた経験がある子で、名古屋から静岡まで来てくれて。「愛が欲しい」という気持ちで来てくれたんですけど、「じゃあうちで愛を見つけよう」って話をして。そういうちょっと変わった背景を持つ人が、結果的に一番輝くんですよね。
ビジョン——「OA業界を、若い力で書き換えたい」
——会社として、どんな未来を描いていますか?
都築さん:日本一の営業会社を作るというのが目標で。今OA機器の業界って、若い経営者が独立しても大手に潰されやすい構造があって、苦しんでる子たちが多いんですよね。自分がまずその構造に風穴を開けて、OA業界を変えたいというのが一番大きいです。今期中に神奈川営業所を立ち上げて、3年以内には大阪にも展開していく予定です。会社のビジョンが「日本一挑戦が集まる会社へ」で、ミッションが「挑戦者が報われる会社を作る」です。挑戦し続けたことで自分の人生が変わったという実感があって。挑戦することで同じように挑戦している人が集まってくるので、そういった仲間を増やしながら、将来的には挑戦することで嫌がらせや妨害を受けて苦しんでいる人たちを助けられる人間になりたいですね。
メッセージ——「変わってる自分」を武器にして、飛び込んでほしい
——最後に、記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
都築さん:人生を変えたいなら、まず行動してほしいですね。うちに来てくれる人にも、完璧じゃなくていいから、「ちょっとでも変わってるな」と思われる自分の武器を持っていてほしい。挑戦し続けることで、必ず同じように挑戦している人が集まってきます。うちの会社のビジョンである「日本一挑戦が集まる会社へ」というのは、まさにそこを体現したくて作った言葉で。一緒に挑戦できる仲間を、どんどん増やしていきたいと思っています。
【会社概要】
会社名:株式会社ライド
設立:2021年7月21日
代表:都築智哉
事業内容:OA機器販売、リラクゼーション事業
所在地:静岡県三島市東本町1-2-6 英光ビルⅠ 201
取材・文:黒澤優一(株式会社One Rep)
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