2026.06.17ぶち上げインタビュー

ぶち上げインタビュー「みんなの憧れを、形にしていきたい」——消防士からどん底を経て、仲間と夢を育てるホールディング経営者。AKOGAREホールディングス・藤塚拓哉さん「憧れを形にする」——そのたった一文が、ホールディングス経営を束ねる軸になっている。

「みんなの憧れを、形にしていきたい」——消防士からどん底を経て、仲間と夢を育てるホールディング経営者。AKOGAREホールディングス・藤塚拓哉さん「憧れを形にする」——そのたった一文が、ホールディングス経営を束ねる軸になっている。

群馬県高崎市を拠点に、不動産・建設、飲食店運営と独立支援、営業組織を展開するAKOGAREホールディングス株式会社。代表を務める藤塚拓哉さんは、消防士として地域を守っていた20代前半、投資ビジネスのトラブルに巻き込まれ、突然の逮捕という人生最大の転機を経験した。それでも腐らず、実業の世界へ飛び込み、現在は年商約5億円規模まで事業を育て上げた。

この記事の要点

  • 01群馬県高崎市を拠点に、不動産・建設、飲食店運営と独立支援、営業組織を展開するAKOGAREホールディングス株式会社。
  • 02代表を務める藤塚拓哉さんは、消防士として地域を守っていた20代前半、投資ビジネスのトラブルに巻き込まれ、突然の逮捕という人生最大の転機を経験した。
  • 03藤塚さん:最初にバーをやってた時に、結構イケイケのメンバーを集めて「俺らかっこいい団体を目指そうぜ、憧れられる組織にしよう」っていうところから「憧れ」にしたんですけど(笑)。

※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。

群馬県高崎市を拠点に、不動産・建設、飲食店運営と独立支援、営業組織を展開するAKOGAREホールディングス株式会社。代表を務める藤塚拓哉さんは、消防士として地域を守っていた20代前半、投資ビジネスのトラブルに巻き込まれ、突然の逮捕という人生最大の転機を経験した。それでも腐らず、実業の世界へ飛び込み、現在は年商約5億円規模まで事業を育て上げた。

【プロフィール】

会社名:AKOGAREホールディングス株式会社

役職:代表取締役

氏名:藤塚拓哉

消防士という夢と、副業の落とし穴——逮捕という転機

幼い日から積み上げてきたもの、20代で一瞬にして崩れた ——学生時代はどんな少年でしたか?

藤塚さん:ひと言でいうと悪ガキですね(笑)。でも「なんかやろうぜ」って人を集めるタイプで、学級委員長とかはずっとやってました。中学生くらいから消防士になりたいと思っていて、試験に合格して20歳前後で入庁しました。

——消防士になってから、どんな出来事があったのでしょう?

藤塚さん:消防士の給料だけだと、多趣味な僕には正直追いつかなくて。「独立したいな」「お金を稼ぎたいな」という気持ちから、いろんなことに手を出し始めたんです。当時よく流行っていた投資系のビジネスを紹介してもらって、自分で借金して投資もしていました。最初はうまくいってたんですよ。それで「特別に数人だけ藤塚くんの友達とかならやらせてあげるよ。その子達増えてきたらもう少しみんな利率上がるから」って言われて、周りに紹介したんです。そしたらある日急に元の会社が飛んで…。

そうしたら、紹介した側の自分にも嫌疑がかかって、急に逮捕されました。

「どういうこと?」って感じで。全部調べたら「君は被害者側だね」となって、不起訴で20日で出てきました。ただ、元公務員ということでメディアにも取り上げられてしまって。僕だけ主犯みたいに書かれて、それは本当につらかったですね。

どん底からの出発——『実業で、ちゃんとやる』

逮捕・メディア報道という試練が、起業への覚悟を固めた ——そこから起業を決めた経緯を教えてください。

藤塚さん:その一件で借金も背負って、本当にどん底まで落とされたんですよ。でもそこから「ああいうビジネスはもうやらない、実業でしっかり稼ごう」って腹が決まりました。消防士もやめて独立するって決めて。まず先輩からガールズバーを受け継いで、あとは建設業のリフォーム仕事を個人事業主として始めたんです。

——スタートは順調でしたか?

藤塚さん:年商1億くらいはいきましたね。建設業の方がメインで、紹介と知人経由でリフォームの仕事を取ってきて。そのあとは営業代行の事業も開始して、合計で300人規模の営業部隊を集めることができました。

「技術者と組む」——藤塚さんのビジネスモデルの核心

自分には技術はない。だからこそ、できることがある

——今は3社体制で経営されているとのことですが、事業内容を教えていただけますか?

藤塚さん:不動産と建設の会社が1社、飲食と独立支援の会社が1社、飲食店のサポートや営業系の会社が1社です。不動産・建設、飲食、OEMやイベントサポート、休業していたのですが再び、営業部隊も動かしていく予定です。

——それぞれの事業が、なぜこの組み合わせになったのでしょう?

藤塚さん:飲食店って内装工事も必要だし、物件探しも必要じゃないですか。お酒の仕入れも要る。そういう付随したものを全部自社でやっていったら、今の形になったんです。あと、僕自身は技術者じゃなくて、仕事を引っ張ってきたり、仕組みを作ったり、経理を見たりするのが得意なんですよ。だから技術を持つ人と組んで、いろんな事業を展開していくパターンが多いですね。

「憧れを形にする」——この理念が生まれた瞬間

最初は「かっこいい団体を目指そうぜ」から始まった ——会社名「AKOGARE」の由来を教えてください。

藤塚さん:最初にバーをやってた時に、結構イケイケのメンバーを集めて「俺らかっこいい団体を目指そうぜ、憧れられる組織にしよう」っていうところから「憧れ」にしたんですけど(笑)。後々「それ、ちょっとダサくない?」ってなって。

——そこからどう変わっていったのでしょう?

藤塚さん:「俺たちって何をやってる人間なんだろう」って考えた時に、人に喜んでもらうことが好きだなって気づいたんです。憧れを形にしてあげることで人って喜んでもらえるよね、って。それで「憧れを形にする」という理念に固まっていきました。

採用費ゼロで動き続ける組織——人が集まる理由

——これまで採用費をかけたことがないとお聞きしました。

藤塚さん:はい、全部紹介と、自分が声をかけた人だけでやってきました。採用に費用をかけたことはないですね。

——なぜそれができるのでしょうか?

藤塚さん:「一緒にやろうよ、こういうビジョンで行こうよ」って真剣に語るんですよ。「二人で組んだらこんな夢が目指せるよ、俺こんなところやりたいんだ」って話して。それに興味があれば「うちに来いよ」っていう感じです。来てくれる人は、こちらのビジョンに共感してくれた人なんですよね。

飲食店独立支援の仕組み——店舗ごとオーナーに売り渡す

一番きつかったのは、静岡店での横領事件

——独立支援の具体的な仕組みを教えてください。

藤塚さん:飲食店を1,000万円弱かけて作って、そこの店長として1〜2年働いてもらいます。好調になったら、分割でうちに買い取ってくれれば独立していいよっていう仕組みです。累計で14〜15店舗は出してきましたが、直営は今2店舗です。

——一番大変だったエピソードを教えてください。

藤塚さん:一番遠いところで静岡に出したことがあって。でも目の届かない距離だと横領問題とかいろいろ起きて……。直営で育てて独立させるって目線でいくと、目の届く範囲じゃないと難しいなと痛感しました。だから今は高崎を中心にやっています。

価値観の変化——「現場主義」から「時間を作る経営」へ

——普段の一日のスケジュールはどんな感じですか?

藤塚さん:だいたい午前10時ごろ起きて、連絡を全部返して。仕組み作りとか、会議の準備とかがメインですね。あとは飲みに行ったりゴルフしてます(笑)。ジムも週2〜3は行きますよ。

——以前は現場主義だったとおっしゃっていましたが、変化があったのでしょうか?

藤塚さん:いろんな経営者と相談していく中で、「現場に入り続けてたらダメだな」って気づいて切り替えました。自分がいなくても完全に事業が回るようになれば、と言う思いもあります。

今後の展望——営業部隊再起動と、全員年収1,000万への道 ——今後の展開を教えてください。

藤塚さん:今ちょうど通信業の営業部隊を再稼働させているんですよ。エリート的な人材を育てて、太陽光やリフォーム、不動産も動かせる体制を作っていきたいです。業務委託でどんどん参入しやすいところから入って、結果を残した人はうちで採用するか、新規事業、子会社を任せるのも考えています。

——どういう形の会社を目指していますか?

藤塚さん:どっちかというと、全員年収1,000万を目指してほしいんですよ。会社が大きくなることより、仲間みんなが幸せになることの方が強くて。グループ内で助け合えるような、家族みたいな仲間を作っていきたいんです。それが「憧れを形にする」という理念の一番大事なところだと思っています。

「やりたいって思ってるなら、やったほうがいい」

どん底を知っているからこそ言える、挑戦への言葉

——人生ぶち上げチャンネルの視聴者へのメッセージをいただけますか?

藤塚さん:百人に「やめておけ」って言われても、やりたいって思ってるなら絶対やったほうがいいと思いますよ。僕、消防士辞めて独立して、その後いきなり逮捕されて超大変でしたけど、なんとかやっていけるもんなんで。ちょっとでもやりたいって思ってる男がやれないのは、ダサいと思う。一人でやるよりみんなでやった方が絶対いいから、一緒に動いてくれる仲間を大事にしながら進んでいってほしいですね。

会社概要

会社名:AKOGAREホールディングス株式会社

設立:2023年7月

代表:藤塚拓哉

事業内容:不動産・建設、飲食店運営・独立支援、飲食サポート・営業事業所在地:群馬県高崎市連雀町29番地 日英堂ビル1F

取材・文:黒澤優一(株式会社One Rep)

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