2026.08.14ぶち上げインタビュー

ぶち上げインタビュー「トップがいなくても、僕が絶対に勝たせる」――広島の片田舎から、幼なじみ3人で挑む23歳のNo.2。オーダースーツ事業COO・玉積岳大さん

「トップがいなくても、僕が絶対に勝たせる」――広島の片田舎から、幼なじみ3人で挑む23歳のNo.2。オーダースーツ事業COO・玉積岳大さん

「トップがいなくても、僕が絶対に勝たせる」。

この記事の要点

  • 01そして約3年前、成人式で袖を通したオーダースーツをきっかけに、地元の幼なじみ3人で起業した。
  • 02広島の片田舎から「若者に使命ときっかけを」と掲げる玉積さんに、その原点と現在地、そして見据える未来を伺った。
  • 03玉積さん:僕自身、広島の片田舎から「社長になりたい」「起業したい」という思いだけで、ご縁をきっかけに始めた人間です。

※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。

「トップがいなくても、僕が絶対に勝たせる」。

23歳の青年は、静かに、しかし迷いなくそう言い切った。

広島・大阪を拠点に、オーダースーツ販売(テーラー代理店)・通信回線営業・催事・住宅設備営業という4つの事業を展開する若手組織がある。その全事業を統括するNo.2(COO)が、玉積岳大(たまづみ・がくと)さんだ。平均年齢22歳ほどのメンバーが集う組織を、地元・広島の幼なじみとともに率いている。

幼稚園から高校までサッカーを続けた少年時代。ずっとキャプテンや生徒会長を任され、人をまとめてきた。小学6年の卒業アルバムには「社長になりたい」の一文。そして約3年前、成人式で袖を通したオーダースーツをきっかけに、地元の幼なじみ3人で起業した。しかしその道は、大学の遊びも人間関係も早々に断ち切る覚悟の上に築かれたものだった。

広島の片田舎から「若者に使命ときっかけを」と掲げる玉積さんに、その原点と現在地、そして見据える未来を伺った。以下、玉積さん。

【プロフィール】

拠点:広島・大阪

事業:オーダースーツ販売(テーラー代理店) ・通信回線営業・催事・住宅設備営業

役職:COO(2026年10月法人化予定)

氏名:玉積 岳大(たまづみ がくと)/23歳

広島・大阪で4事業——平均22歳、若者たちの組織

——まず、いまどんな事業をされているのか教えてください。

玉積さん:広島と大阪を拠点に、いま4つの事業を展開しています。

約3年前、僕らが成人式を終えたタイミングでオーダースーツの代理店を始めさせてもらって、そこから約1年周期で通信回線営業・催事・住宅設備営業と広げてきました。広島では通信回線営業メインで、メンバーは総勢で30〜40名ほどです。大阪だけでも30名ほどの同志(メンバー)が活動してくれてます。

——メンバーはどんな年齢層が多いんですか?

玉積さん:大阪・広島メンバー含めて、平均年齢は22歳くらいですね。学生インターンの子たちが中心で、社会人の子もいますが、本当に若い組織です。

「ずっとキャプテンでした」——人をまとめてきた少年時代

——小中高は、どんな少年だったんですか?

玉積さん:ずっとリーダー的なポジションをやらせてもらう人生でした。

キャプテン、キャプテン、キャプテン……という感じで、中学では先生の推薦で生徒会長も任せてもらいました。みんなをまとめるのが、得意で好きだったんだと思います。そして人様の一歩前に立ち、より良い未来に導くことに使命を感じていました。

サッカーも幼稚園から高校まで続けていました。ポジションはフォワードです。

——ご両親が経営者だったわけではないんですよね?

玉積さん:いえ、そういうわけではないです。高校までは、ごく普通の高校生でした。

ただ、生き方みたいなものはすごく意識していました。今でいう「あり方」だと思うんですけど、それを無意識に意識して、人脈も含めて大切にしながら生きてきた人生だったなと思います。

小6の卒業アルバムに書いた「社長になりたい」——成人式のスーツが原点

——起業しようと思った理由は、どこにあったんですか?

玉積さん:大きく2つあります。

1つは、成人式で初めてオーダースーツを作らせてもらって、その魅力を肌で感じたことです。

もう1つは、小学6年生の卒業アルバムに「社長になりたい」と書いていたくらい、起業願望・社長願望がずっと強くあったことです。

だから、そのチャンスが来たときに「やってみよう」と思いました。大学2年生のときに、地元の幼なじみ3人でスタートしました。

サッカー選抜で出会った、幼なじみ3人での創業

——一緒に始めた3人とは、どんな関係なんですか?

玉積さん:小学校のサッカー選抜チームで出会った仲間なんです。

最初はオーダースーツを大阪・広島・福岡の3拠点で、その3人で始めました。

今は、高卒で消防士になったけど辞めて、一緒にスーツをやってくれている、小学校から一緒の子もいます。その子も、小学校の選抜が一緒だった仲間なんですよ。

——まるで漫画のような始まりですね。

玉積さん:本当に、漫画みたいですよね(笑)。

バットホップのような幼馴染から世界的に影響を与えれるような幼馴染の関係でありたいです。

遊びを断ち、専念して掴んだ3年間

——この3年間で、一番大変だったことは何ですか?

玉積さん:つらかったというより、自分から遊びを断ったことですね。

大学の友達関係や遊びは、早いうちに切り替えました。お酒を飲みに出ることも、バーに行くこともせず、それを大前提にしてやってきました。

最後は僕が勝つ、という意識でやっていたんです。もちろん、遊びたくなる時もありましたけどね。

リファラルで広がった組織、そしてSNS採用へ

——仲間はどうやって増えていったんですか?

玉積さん:もともとの知り合いや、スーツのお客さま、そしてリファラル(紹介)で広がってきました。

ただ最近は、この事業のSNSを新しく始めたんです。

——リファラルがうまくいっている中で、なぜSNS採用を?

玉積さん:もっとより多くの若者に使命ときっかけを与えたい。そして今後の展望として若手集団でもtoCからtoBまで強い会社にしたいからこそ、その幅を広げるためには、より多くの人たちと試行錯誤していかないといけない。だからこそ、採用のチャネルも広げていく必要があると思ったんです。

——一緒に働きたいのは、どんな人ですか?

玉積さん:壁が訪れた時に、まず思考できる子。その先に、主体的に取り組めること。そして、自責であること。

ここはマストですね。教育は僕らからもしますが、何か壁にぶつかったときに「どう越えようか」と考えられる子たちが、今も集まってくれています。

「生まれてきた意味は、人それぞれ絶対にある」——使命を見つける場所を

——未来に成し遂げたいことを教えてください。

玉積さん:2軸あります。

1つは、人の「使命」に関わること。ずっとリーダー的な生き方をしてきたので、人の変化に気づいたり、その人がより良くなるにはどうすればいいかを、おせっかいなくらい考えてきました。

人には、生まれてきた意味が絶対にあると思っているんです。花が咲く場所、と言いますか。その、生まれてきた意味(使命)をこの組織、営業を通して見つけてもらいたい。極論、僕らの組織じゃなくてもいいです。挑戦すること、人と話すこと、営業という仕事を通じて、閉じてしまっている若者にも使命を感じてほしい。

——広島にこだわる理由も、そこにあるんですか?

玉積さん:そうですね。広島って、東京や大阪に比べて、びっくりするくらい"イマドキな文化"がないんですよ。

僕自身も文系大学の出身なんですが、文系大学に行くと、そのまま名の知れた一般企業に入るくらいしか選択肢がない、と思い込んでしまう。

そういう状況のだからこそ、広島の若者に、インターン営業文化・学生でも稼げる文化・通信回線営業の文化、それらを通じて使命ときっかけを与えたい。

toCからtoBへ——一期目5億と日本一toCからtoBを若手でも挑戦できる組織へ

——ビジネスとしての目標を教えてください。

玉積さん:若い世代の中で、toCからtoBまで一番強い組織になりたい。その教育の基盤をつくっていきたいと思っています。

法人としての一期目は、売上5億を目指して動いています。

——目下、一番力を入れているのは?

玉積さん:広島での営業文化・インターン営業文化の定着。toC商材の強化と、人材の強化ですね。

採用はもちろん、toC営業に対してもっと強くなれるよう、育成にも力を入れていかないといけないと思っています。

——新しく構築予定のtoB事業とは、どんなものですか?

玉積さん:現在、準備中ですので今一度楽しみにお待ちください!

——当初と今とで、仕事の意義に変化はありましたか?

玉積さん:めちゃくちゃありました。

当時は、自分が稼ぐという頭しかなかったんです。でも今は、みんながついてきてくれている分、絶対に勝たせないといけないという責任感が強くあります。僕はこれからNo.2として動いていきますが、トップがいなくても、僕が絶対に勝たせる。その強い気持ちを持っています。

挑戦の一歩手前にいる、あなたへ

——一緒に歩んできた仲間へ、メッセージをお願いします。

玉積さん:愛してます。

本当に、どんな時も同じ志を持って日々戦ってくれていることに感謝しかないです。

常に同じ目線で、みんなで同じ目標を掲げて進んでいきたい。これからも、僕らの世界を広げていきましょう。

——最後に、挑戦したいけど一歩踏み出せない若者へ。

玉積さん:僕自身、広島の片田舎から「社長になりたい」「起業したい」という思いだけで、ご縁をきっかけに始めた人間です。

「これで正解なのかな」と思いながらスタートしましたが、今となっては、始めて本当によかったと思っています。

大前提として必要なのは、まず取り組むこと。そして、取り組んでいる人たちの周りに参加すること。

その一歩の重要性は、今の立場だからこそ分かります。いろんな思いがあると思いますが、迷っているなら、ぜひ声をかけてほしいです。

広島という土地で、若者の可能性を信じ続ける玉積さん。「人には、生まれてきた意味が絶対にある」——その言葉には、幼なじみと掴んだ絆と、これから広げていく世界への確信がにじんでいた。トップを支えるNo.2として、彼はきっと、勝ち続けていくのだろう。

会社概要

拠点:広島・大阪

事業:オーダースーツ販売(テーラー代理店) ・通信回線営業・催事・住宅設備営業

組織規模:総勢30〜40名(平均年齢22歳ほど)

今後の展開:toCからtoBまでを若手が挑戦できる組織構築を予定

法人化:2026年10月予定

取材:河本龍真 文:佐藤大遥(株式会社One Rep)

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